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なぜ国産EVOOは高いのか
小豆島の国産エクストラバージンは、なぜ海外産の数倍することがあるのか。値段の理由と、値上げの背景を整理します。

小豆島などの国産エクストラバージンオリーブオイルは、海外産の何倍もの値段がつくことがあります。「高すぎない?」と感じるのは自然です。でも、その背景を知ると見え方が変わります。
① 収量が少ない
日本のオリーブ畑は小規模で、木あたりの収量も多くありません。搾れる油の量が限られれば、一本あたりのコストは上がります。
② 手間がかかる
良い一本を狙うほど、実の熟度を見ながらの手摘みや、収穫後すぐの低温搾りなど、手間のかかる工程が増えます。人件費も含めて、味と鮮度のためのコストです。
③ そもそも育てにくく、希少
オリーブはもともと地中海の乾いた気候の作物で、高温多湿の日本は本来あまり栽培に向いていません。台風や病害虫(実を食べるオリーブアナアキゾウムシなど)のリスクもあり、育てられる土地は限られます。だから国産オリーブオイルは生産量そのものがごくわずか。希少なぶん、価格にも表れます。
「世界的な値上げ」とは、別の話
最近「オリーブオイルが値上げ」というニュースをよく見ますが、あれは主に輸入品の話です。地中海の産地で不作が続き、原料の国際価格が上がったためで、日本のオリーブを使う国産EVOOが高い理由とは、そもそも別物。ここを混同しないのがポイントです。
高い=必ず良い、ではありません。値段だけでなく、酸度やポリフェノール、搾油日といった数字で中身を確かめるのが確実です。
「高い理由」を、見えるようにする
問題は、値段の理由が消費者から見えにくいことです。同じ価格帯でも、中身の鮮度はまちまち。だからこそ、なぜその値段なのかを数字と産地の情報で説明できることが大事だと考えています。
Olive1が目指すのは、高級すぎない中間価格。そのうえで、価格の根拠になる数字を隠さず出す——それが納得して買える一本の条件だと思っています。
私たちはいま、産地を自分の足で確かめる旅の途中です。どの畑の、どんな検査値の一本を、いくらで届けるのか。決まっていく過程ごと、公開していきます。
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