BASICS / 読み物
ラベルの読み方:ポリフェノール・酸度・収穫年
「エクストラバージン」表示だけでは中身は分かりません。ラベルのどこを見れば“本物”を選べるのか、数字の意味から。

スーパーの棚に並ぶオリーブオイルは、どれも似た顔をしています。「エクストラバージン」と書いてあっても、中身の鮮度や個性はさまざま。ラベルの“数字”を読めるようになると、選び方がぐっと変わります。
① 酸度(Acidity)
酸度は、油がどれだけ傷んでいないかの指標です。エクストラバージンを名乗るには酸度0.8%以下という国際基準がありますが、スペシャルティと呼ばれる新鮮な一本は0.3%以下のことが多いです。低いほど、搾りたてに近いと考えてください。
② ポリフェノール量
苦みや喉の辛みのもとになる成分で、健康効果の文脈でもよく語られます。mg/kgで表記されますが、ここで大事なのは“測定方法”です。総ポリフェノール、HPLC、NMRなど、測り方が違えば数字も変わります。数値だけを大きく載せて測定法を書いていない場合は、少し慎重に。
数字は、測り方とセットで初めて意味を持ちます。Olive1が測定方法と測定月まで併記するのはこのためです。
③ 収穫年・搾油日
オリーブオイルは生鮮品です。ワインのような熟成はなく、基本的には搾りたてがいちばん。賞味期限だけでなく、収穫年や搾油日が書いてあるかを見てください。ここまで開示している一本は、それだけ鮮度に自信があるとも読めます。
④ 産地・品種
アルベキーナはやさしく、コラティーナは力強い——品種で味の方向が変わります。単一産地(シングルオリジン)か、ブレンドかも個性に関わります。「イタリア産」とだけあるより、どの畑・どの品種かまで分かるほうが、選ぶ手がかりになります。
ラベルは、作り手からの手紙です。数字を隠していない一本ほど、読める情報が多い。
Olive1では、ポリフェノール値・測定方法・酸度・収穫年・産地・品種・搾油日を、商品ページとラベルの両方で公開します。次に選ぶときの、判断材料をそろえておきたいからです。

